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Author:チューリップバスケット
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エンゼルケア
介護と医療の狭間のおばあちゃん。
再度、ご家族との話し合いで、やはりホームで生活することになりました。

提携病院の先生も、入院を進めるくらいの医療度の高い方
(グループホームは病状の安定した方が、入居されるところです)
このままホームにいても、病状が悪化するのを分かっているけれど
ホームで...。
おばあちゃんの気持ちは...分かりません。


最後のその日が来るまで、少しでも多くおばあちゃんが安らげる時間を作っていきたいと思います
毎日「看護婦さん、わしのお迎えはまだこないか?生きてるのめんどくさいな。」と私に問うおばあちゃん。
「そうね...まだみたいだね。めんどくさいけど、まだだから仕方ないねぇ。」と返事する私。
いつ?って聞かれても、わからんよぉ...。
でも、おばあちゃんの気の済むまで、何度でも返事するからね。
やり場の無い不安や悲しみ、怒りをぶつけてくるおばあちゃん。
それは、病院であったとしても、自宅であったとしても、誰かが受け止めなくてはいけないことです。
おばあちゃんの問いに逃げないよ。
おばあちゃんの心を丸ごと抱きしめるよ。
窓の外の綺麗な三日月、見えるかな...



おばあちゃんのような状況を「ホームで看取り」と言います。
看取りという言葉は、そもそも看病するという意味ですが、主に臨終に付き添うこととして使われています。
見取りの「看」の字は「手」と「目」でできています。
臨終に付き添う人の手と目に、大切な役割があるからかも知れませんね


病院に勤務していた頃「エンゼルケア」と呼ばれる死後処置を行う経験をしました。
かなり前のお話ですが、その頃は、まず、ご家族に部屋の外へ出ていただきました。
全ての管を抜き、鼻と喉と肛門に綿を詰め、口を閉じる為顔をひもで縛り、手を組んでもらう為手首もひもで縛ります。(縛らなくても形がつくのであれば行いません)
傷をガーゼで覆い、見えないように処置を施し、薄くメイクをして、最後に縛っていたひもを取り外して、ご家族に、部屋に入っていただきます。
エンゼルケアの時は、やっぱり涙でぐしょぐしょになっちゃいます。
(実は泣き虫)


でも今は、様々な研究や検討がされてきており、エンゼルケアのあり方が変化してきています
特に変わったのが「エンゼルメイク」だそうです。
ご家族と一緒に行い、ご家族のご希望を十分にくむのだそうです。

たいてい医療従事者は、社会で活躍されているその方の姿は、見たことがありませんから”その人がその人へ戻ってもらう”為、ご家族の目が必要になります。
「お母さんはもっと派手なメイクだった。」
「お父さんには赤みの強い口紅にしてください。」
男性は大抵ベージュの口紅にしますが、肉体労働者だったお父さんの唇は、いつも紅潮していたからと...。
そんなお話しも、友人から聞いたことがあります。
中には「栄養の管を抜かないで。」と言われる方もいました。
「管を抜くと、あの世でご飯が食べられないから。」
...なるほどです


グループホームのおばちゃん...
私たちも家族に近い存在(のはず...)
看取りの時は、ご家族と一緒に、おばあちゃんらしさをしっかり守るからね。
まだまだ頼りない看護師だけど、その時まで寄り添わせてね。
よろしくね。
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2009.12.21(Mon) | 看護・介護のお話し | cm(6) | tb(0) |

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504. 悲しい話だね・・・
窓の外の綺麗な三日月・・・
 ⇒ この詩のおばあちゃんと、
エンジェルみたいなチューリップバスケットさんに
日溜りみたいな 『三日月』をプレゼントしますね~♪

素敵な三日月を観て
なんとなく それとなく、予感がしたのです

おぼろなる景色の中で、
冷たくて 心細くて でも、ちょこっとだけ 暖かな日溜りみたいなお月様
心の小箱に見えた 君の心模様
チャンからの 写し絵として

マイガーデン への いざないです (^~^)/


チャン | 2009.12.21 00:44 | edit
506. 女神!
おばあちゃん、チューリップバスケットさんを信頼なさっているんですね。
“早くお迎えが…”って人によったらお年寄りは皆そんなことを言うとか
言われるけど…そんなことないです。きっと相手に無意識に
甘えているんです。この甘えは寄りかかるとかでなく
相手を信頼して心を吐露しているんだと思っています。
言葉の表現が少なくなってくると辛いや悲しいは、イコール、死やお迎えなんて
言葉で表現することが多いんですよね。。。

チューリップバスケットさんの思いを読んで、私まで暖かくなって涙が出ました。
ただいつも同じ立ち位置で、おばあちゃんのどんな言葉も受け止めてあげて
下さいね。「女神」の様に☆
でも、時にそれはチューリップバスケットには辛い時もあるでしょうが
良かったら、ここで吐露して下さいね。何もできないけど共有させて下さい。

チューリップバスケットさん、ありがとう(^^)
香奈子 | 2009.12.21 09:40 | edit
507. No title
チューリップバスケットさんの温かい気持ちがこちらまでたくさん伝わってきました。。。。
身内でもないおばあちゃん・・どうしてそこまで気持ちに寄り添ってあげることができるのでしょう・・・。
ただただ・・・私は感心するばかりです。。
優しい心をもっていないと・・・そうはできませんよね。。
それに、おばあちゃんのどんな気持ちも受け止めてあげるという強い覚悟・・・。
おばあちゃん・・チューリップバスケットさんに出会えて本当に幸せですね。。




ふわふ〜わ。 | 2009.12.21 10:00 | edit
510. Re:チャンさんへ
<いざなわれました。>
とっても美しいお月様ですね!
撮影は寒かったでしょう..。大丈夫ですか?
素敵な写真、ありがとうございます♪
おばあちゃんにも見せてあげたいなぁ..。
今日の夜空は雪雲に覆われていて、お月様が見えません(泣)
チャンさんのように、写真にでも残せるといいのだけれど..。
おばあちゃんは何の写真が好きかな~?

511. Re:香奈子☆さんへ
<照れちゃいます。>
『「女神」の様に☆』
これはちょっと恥ずかしいです!女神が気を悪くします(笑)
認知症の方は、人の認識もままならないので、誰とどんなお話しをしたかは覚えていませんが(程度にも寄りますが)毎日”お迎え”のお話をしているから、私のことは、覚えたようです。
点滴の途中でいきなり目を覚まし「あら、あんた居たのかい。」と言われたときは、私の方が驚きました。
「あら、覚えてたのかい。」と言いたかった!(笑)
方針が決定したら、以外に私の方は、深刻ではないのです。
残りの時間をどうやって楽しんでもらおうかなぁ~と、考えたりして..。

またお話し聞いてくださいね。
512. Re:ふわふ~わさんへ
<どうしてかな..。>
たぶん”人が好きだから..”かな?
『どんな気持ちも受け止めてあげるという強い覚悟』
覚悟というほど、素晴らしい物ではないのです。
もっと自然な..当たり前のような..。
うまくいえませんが「目の前の人が、鼻水を垂らしていたら、ティッシュを渡す。」
そんな感じかしら..。(我ながら、うまい表現!!)

ご縁があって出逢えたおばあちゃん。
私もおばあちゃんから、いろんな事を学ばせてもらっています♪

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